春のポカポカとした日差しを浴びながら、リクオとイタクは座っていた。

「いい天気だなぁ」
「あぁ…そうだなぁ〜・・・」

他愛のない話だが、この暖かな日差しのお陰でリクオは眠気に襲われた。

「ふぁぁ〜〜…こう…暖かいと…眠くなるなぁ…あ。イタク、膝貸せ♪」
「はぁ?!何言って…て、リクオっっ!!!;」

リクオは、イタクの有無を聞かずにゴロリ…と、膝に頭を乗せる。
イタクは、肩を震わせていたが何事も無かったかのようにリクオへ膝を貸した…。

暫くすると、リクオは微かな寝息を立て寝始めた。
それを見たイタクは、最初驚いたが寝顔を見て、だんだんと愛おしく思えてきた…。

「…何故…オマエはいつも、驚かす事ばかり…でも…それも、悪くは…ない…」

リクオの頭を撫でながら、ポソッっと、呟いた。
自分の事を、どう思われているのか…次第に不安になる。
もしかしたら、只からかわれているだけでは?と、だんだんと怒りよりも
悲しみの方が増え、涙が溢れて来た…。

「くっ…」

溢れです涙を腕で拭ったが、次から次へと涙が溢れてくる…。

「…くっ…ひっく…」

顔を真っ赤にしながら、溢れ出る涙に苛立ちを覚えた。
スッ…と、涙を暖かな大きな手で、拭われた。

「…どうした?」
「はっ!!;な、なんでもないっ!!!…た、ただ目にゴミが…」

リクオは起き上がり、イタクと向かい合わせに座る。
しかし、こんなに近くに座られては身体をつい、引いてしまう…
だが、リクオはイタクの腕をグイッと、引っ張り自分の胸へと倒した…

「…なんか、不安な事でもあるのか?…俺でよけりぁ話は聞くぜ?」
「なっ!!;ば、バカっっ!!オマエに話す事なんてっ…!!」

フッと、リクオの顔を見上げると、いつもと違った…子供のような悪戯顔ではなく
真剣な…大人らしい顔つきで…思わずドキッっと、してしまうくらいカッコイイ顔をし
イタクを見つめる…。
見つめられたイタクは、思わず目線を外し賢明に、話をする。

「な、…なんでもない…本当に…」

声が震える…。
コレでは、余計にリクオを不安にさせてしまう…自分は…
自分はなんて、素直ではないのか…またそんな事を考えると
涙が溢れてきた…。

リクオは優しく指で、涙を拭ってやる。

「…そんなに、泣くな…」
「…っ、…」

涙を拭いていた指が、イタクの顎へと伸び顔を上げさせる。
そして、リクオの顔が近づいた…と思った時…
暖かな、優しい口付けをされた…。

イタクは最初驚いた顔をしたが、次第に身体の力が抜けリクオに身体を預けた。
リクオはイタクを優しく抱き寄せ、もっと深い口付けをしていく。

「…っ、ふっ…」

だんだん、息苦しくなりイタクはリクオの肩を押し退け様とするが
力が入らず、抵抗が出来ない。
リクオは唇を離し、イタクの顔を見つめる…。

「…イタク…    」
「…えっ?…」

名前を呼ばれたが、また口付けをされ名前の後の言葉を聞き取れなかった。
もう、何も考えられなくなったイタクは全てをリクオに託した…。
リクオは、唇を離し頬・首筋へと口付けをしていきながら、イタクの服を脱がしていく。

「…ここまでして…なんだが…イヤなら言ってくれ…直に止めるから…」
「………イヤ…じゃ、…な…い…」

イタクは恥ずかしさのあまり顔を伏せ、虫の息のような声で懸命に伝えた。
そうか。と、言わんばかりにリクオは優しく、イタクに触れていく…。

「んっ!!」

リクオが触れる所全てが、熱い…。
触れれば触れるほど、身体の奥から熱い…何かが込み上げてくる。

「ん、…リク、オ…ぁ…」
「…」

自分を求めてきている…と感じたリクオは、その期待を裏切らない様
答えるかの如く、口付けをしながらイタクの身体を手でなぞっていく…。

「っ、…あっ…んん…」

真っ赤な顔をしながらイタクは、リクオの唇・手の熱さを感じ取る。

「ん、ぁあ…っ!!」

リクオの手が次第に下へと進んでいく…
それに驚いたイタクは身体を強張らせる…
だが、リクオはお構いなしに下へと手を伸ばす…
そして耳元で…

「今…楽にしてやるよ…」

ズボンを器用に下ろし、イタク自身へと手を伸ばす。

「っ!!!」
「…くすっ…こんなに元気になって…お前、かわいいな…」
「…ば、ばかっっ!!;…あっ!!」

リクオはイタク自身に触れる。
だんだんイタク自身が熱く、硬くなっていくのが解る…

「ひゃっ!!…ぅ、ぁあん…」
「そう…もっと、声を出してごらん…もっと気持ちよくなるぜ…」
「ふ、ん…、」

硬く立ち上がった、イタク自身を優しく手で扱いていく…。
次第に、クチュクチュ…とイヤらしい音を立て始め、それを聞いたイタクは
耳を真っ赤にしながら顔を逸らせた。

「…っ、っぁあ!!…ぁんん…」
「可愛いぜ…イタク…もっと鳴いてくれ…俺だけの前で…」
「ひっ!!ぁああっ!!」

イタク自身を扱きながら、先端の部分を爪で引っかく…
イタクの体が仰け反って跳ねる。
最初は驚きが隠せなかったイタクだが、リクオへ全てを委ねた。
だんだんと身体が、リクオを求めるのに時間はかからなかった…。

「…、…り、…く…お……も、と…ほ、し…」
「あぁ…もっと、声を出しな…その方が楽になれるぜ…」
「んん…ひゃぁぁっ…あぁぁ…」

だんだんリクオの手が早く動き、それに合わせてイタクの声が弾む…
イタクはリクオの肩を力いっぱい掴む。

「っ、…ん、あぁ、ぁ、……っ!!!!」

イタクはリクオの手の中へ白濁とした熱いモノを解き放つ…。
イタクは肩で息をする…。

「はぁ…はぁ…」
「大丈夫か?」

声が出ない為、頷く。
とても良かったが、こんなに疲れるものだとは思わなかった…
そう言いたいが、本当に力が入らず未だに肩で息をしている…。

「…お前の声…良かったぞ…」
「っ!!!;」

ポカッと、リクオの頭をグーで殴る。
力が入ってるわけではないが、ついつい頭を摩ってしまう。

「あたた;…ひでぇなぁ…イタク〜」
「…はぁ…、お、オマエが悪いんだっ!!」

やっと声が出るようになったが、やはりいつもの様に
意地を張ってしまう、自分。
素直になりたいが、素直になれない自分に苛立ちを覚えた。

「…っ、…」
「悪かった…泣くなって…」
「な、泣いてなんかねぇっ!!」

必死に抵抗をするが、涙を流しながらの抵抗は逆に無理があった。

「スマン…悪かったって、本当に」
「オマエが謝る事じゃぁないっ!!オレがいけないんだっ!!」
「…そうか…くすっ…やっぱりお前は、素直だな…」

ニッコリと、いつもの悪戯好きの子供ような明るい、眩しい笑顔を見せるリクオを見て
胸が閉めつれられるような、思いを感じた。

「イタク…続き…してイイか?」
「っえ?;」

続きとは?…と、考えている間にもリクオのペースに呑まれていくイタクであった…。
リクオは慣れた手つきで、イタクの服を脱がし再び、
イタク自身へを手を伸ばす。

「っ!!あっ!!!」

我に返ったイタクは、自分自身への快楽を再び感じる。
今度は先程の驚きはなく、快楽を楽しむ余裕が出来た…。

「、ぁ、ぁあ…ふ、んん…」
「すっげぇ…いやらしい汁が沢山溢れ出て来たぜ?」
「…やぁ…ぁ、ぁん…」

再び、クチュクチュ…と卑猥な音が立つ。
これもまた、快感へと変わっていくのに時間はかからなかった。
リクオはイタクのイイ顔を見ながら、イタクで濡れた自分の手を
イタクの蕾へと滑らした…

「っ!!やっ!!そこはっっ…」
「大丈夫…痛くしないように、慣れるまでは指だから…」

蕾の周りを円を描くように、指を滑らせ…
少しずつ蕾の中へと指を入れていく…
イタクの身体が、ビクッと跳ねたがユックリと入ってくる指を感じながら
だんだんと身体の緊張が解け、リクオの指を感じ始める…。

「…ん、ぁ、ぁぁ、…っ、ん…」
「…イタク…」

リクオは、愛しくイタクの顔を見つめながら
イタクの中を指で攻める…
蕾がドンドン指に吸い付くのが解った。

「…少し指を増やすぞ…」
「っえ?…っ!!ゃぁ!!!」

最初は1本だった指が、2本と増え…今では3本も咥え込んでいる…。
指が出たり入ったりするたびに、グチュグチュと音を立て
それすら媚薬の様に感じ取って、イタクの身体は反応をするようになっていった…。

「…あ、ぁあ、あんっ…はぁ…り、く・・・おぉ・・・…」
「っ、…そろそろ俺も限界…」

リクオは、自分自身を出し、
今までイタクの蕾に入っていた指を抜き
自分自身を当てる。

「ひゃっ!!」
「…わかるか?…今、お前のココに当たってるヤツ…」
「…っ……ん、」

コクッと、イタクは頷きこれから何が起こるのか察知した。

「…リクオの…熱い…」
「あぁ…もう、限界だよ…お前の中に、入れるぜ…」
「…ぅん…」

顔を真っ赤にしながら、イタクは頷く。
リクオは、イタクが辛くならないように両足を自分の肩に乗せ
そして、自分自身をイタクの中へと挿れていった…。

「…っ!!…ん、あぁぁぁっ!!!」
「っ、…少し我慢してくれ…先が入れば後は、楽になるから…」
「ゃあっ!!いた、い…やだぁ…」

ボロボロとイタクの瞳から大粒の涙が零れ出す。
リクオはユックリ…ユックリとイタクの中へと挿れていった…。

「、…も、少…し……ほ、ら…挿った…」
「っっ!!!」

イタクは、自分の中へと入ってきた異物感を感じる。
それは、紛れもないリクオ自身であることを確信した…。
目の前には、いつもの笑顔を見せるリクオがいる…それだけで幸せを感じた。

「…ユックリ…動かすぞ…」
「っ!!…ん、ぁあぁん…」

リクオの腰が、ユックリと動き始めた…。
その動きに合わせ、イタクの声が弾む。

「ぁ、あ、あぁ…んん…」
「クッ…あったけぇ…お前の中…」
「ぁ、ぁ、ぁあぁ…リ、クオの…は、あつ、ぃ…」
「っ、そんなに、締め付けんなよ…千切れちまう…」
「っ!!、っ…んん、やぁ…」

最初は痛いだけで、気持ち良さなど考えれなかったが今では、
気持ち良い快感だけが感じれる…。
リクオと一つとなったイタクは、嬉しさを感じ取った。

「っ、ひゃぁ!!…ぁ、ぁあ、…リク…おぁ…ぁあっ…」
「くっ、…イきたくなったら、イけよ…」
「ふぁっ!!…あぁ…ん、んんっ!…も、…イ…」
「…わかったっ…」

イタクは時期に、最高潮に上り詰めようとしていた。
そこをリクオは、腰を更に激しく突く…

「あ、ぁあ、…ああ、…リ、ク…お…ん、…っ、あぁぁぁぁ―――…」
「…っ、…」

イタクは、白濁としたモノを勢い良く解き放った…
リクオは、締め付けられたイタクの蕾の中へと、
己の欲望を解放した…。

「…ぁ、ぁぁ…」
「…はぁ・・・はぁ…大丈夫…か?…イタク…」
「…っ…ぁぁ、ぁ…」

イタクはあまりにも気持ちよすぎて、頭の中が真っ白になってしまった。
リクオが何かを言ったような気がしたが、そのままイタクは意識が薄れる…。

「…ふっ…無理させて、スマンな…イタク…」

汗ばんだイタクの額に、優しい口付けをし最後に、こう言った…。


『…愛してる…イタク…』


春の暖かな…のんびりと気持ちのイイ日…。
鳥は囀り、華は美しく咲き、青々とした空、自然に囲まれた
平和な日が、続きますように…――――。


END…―――



■あとがき■

いやいやwww何か、勢い任せで書いてしまったSSとなってますww
何故か、夜若が紳士なのは気のせいか??www
イタクが女々しいのは気のせいか???wwww

で、でも、夜イタが書けたのが嬉しかったっすvvv

駄文ではありますが、感想など頂けたら嬉しく思います♪
(あ。苦情はご勘弁をwwww←小心者め(爆))

ここまで読んで頂き感謝です★ありがとうございましたvv

2010年07月某日。






























































































女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理